兄弟持世訣
兄弟持世は財を求めるな。官が興れば災いが来ることを考えよ。
釈:兄弟持世は、金銭とは無縁であることを示しており、金銭の追求にはあまり期待しない方が良いという意味で、「財を求めるな」と言われている。その状況は、競争や値下げに直面し、多くの労力を費やしても得られるものが少ない場合や、財が手に入ったと思ったら結局無駄になってしまう場合、または手に入れたお金をすぐに使ってしまう場合などが考えられる。
これは兄弟持世による財の占いの描写である。もし官が動けば兄弟に影響を与えるため、今世で兄弟を持つことはトラブルの始まりであり、災いが近づいていることを意味する。
朱雀併臨して口舌を防ぐ。揺れれば必ず妻財を損なう
釈:兄弟持世が朱雀に臨むと口舌やトラブルが起こりやすい。朱雀は騒々しい鳥であり、多くの口出しから災難を招きやすいため、「口舌を防げ」と言われる。
兄弟爻が動けば必ず妻財に影響する。もし占いで夫婦の関係が良好かどうかを見るなら、世持ちの兄弟は、自分自身が自己中心的であり、妻や妻に対して厳しくなる可能性があるため、不利になる。また、投資について占った場合も同様で、世持ちの兄弟が動爻ならば、その投資行為には実行される可能性が高く、それを止めることもできず、さらに投資によって利益を得られないため、必ず財産を損なうことになる。
父母相生して身に寿命あり。官鬼化して奇災あり
釈:もし終身卦について占った場合?世持ちの兄弟は父母爻の動きによって相生し、その結果として世の旺盛さが増し、身体も健康になるだろう。また官鬼から攻撃される心配もなくなる。
官が動いて父を生み出し、その父から兄へと続くので、自分自身は災難から免れるため長寿になる。しかしもし世持ちの兄弟が動爻の場合、その動きによって官鬼へと変化し逆襲されることになり、自分には大きな災難が迫っていることになり、それは予想外の災害となるため、「奇災あり」と言われている。