基礎的な静坐と呼吸調整
静坐による呼吸調整の方法は多くあります。例えば、呼吸を深く吸い込み、もうこれ以上吸えないところまで行った後に、息を吐き出す方法や、亀息法などがあります。
私自身は自然呼吸法を用いて静坐しています。この方法では、呼吸のリズムに特に気を使う必要はありません。日常生活での呼吸の仕方に従って自然に呼吸すれば良いので、とても簡単で楽です。秒数を数えたり、一分間に何回息を吐き入れようか考えたりすることで、逆に不自然になったり、スムーズでなくなったりすることはありません。
自然呼吸法は最も取り組みやすい静坐の方法です。一度静坐を続けていると、自分が気にしていない状態で普段の呼吸リズムに従っていると、自分が呼吸しているかどうかさえ忘れてしまうことがあります。そのような微細な呼吸調整は周囲のエネルギー場と一体化し、身体も不快感を感じることなく、とてもリラックスした状態になります。その後は静坐が進むにつれて、特別に呼吸や調整のリズムに注意を払うこともなくなります。私自身の経験から言うと、これは自然な静坐へ入る良い兆候です。静坐修行が進むにつれて、呼吸や調整が自然になり、それが最善です。私はかつて、自分が呼吸していることを忘れるほど深く座った経験があります。その時は全身の毛穴が私の呼吸そのものであるかのようでした。そして、その後丹田部分では内側へ凹む胎息法が現れました。
静坐による呼吸調整は、自身の身体状況によって異なる場合があります。まるで四季があるように、特別に息切れを感じたり、とてもスムーズで快適な時期もあります。このような状況についてあまり気にする必要はありません。重要なのは、自分自身の動きとリズムに従い、内面と周囲との相互作用を保ちながら自然な呼吸状態を維持することです。それによって自然と忘我の境地へ入ることができ、身体も自動的に毎回の呼吸を調整してくれるでしょう。
by-隠林
